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その1 『オルゴール』という言葉は日本語

漢字では 『自鳴琴』 じめいきん
語源は 『オルゲル:ORGEL』 オランダ語でオルガンの意

ストリートオルガンや、音楽時計、そして本来のオルゴールも
音楽が流れる不思議な箱を、日本人はみな オルゲル と覚えます。
これが オルゲル → オルゴル → オルゴールと訛りました。

英語では 『ミュージックボックス:MUSIC BOX
または ミュージカルボックスMUSICAL BOX

音楽を聴く装置・機器が無い時代、"いつでもどこでも音楽を・・・!" という願い、夢から、オルゴールをはじめとする様々な自動演奏楽器が作られ、発達し、人々を楽しませました。

その2 『オルゴール』のもとは『カリヨン』
カリヨン
人々に時を知らせる時計塔。いくつかの鐘が取り付けられ機械仕掛けで音楽を奏でました。1381年 ベルギーブリュッセルのニコラス・カーク塔が最初と言われています。


ゼンマイ
15世紀はじめ、時計の駆動源としてゼンマイが発明されました。時計はさらなる進化を遂げ、小型化し、置時計・掛け時計にもカリヨンが組み込まれるようになりました。


くし歯
18世紀スイスの時計職人により、くし歯(鋼製のくしをはじいて音楽を奏でる)が発明され、1796年にアントワーヌ・ファーブルが初めてシリンダーオルゴールを製作しました。

その3 『オルゴール』の種類は大きく分けて2つ

様々な『自動演奏楽器』の中で、鋼製のくし歯をはじいて音楽を奏でる物がオルゴール(ミュージックボックス)。そのしくみから『シリンダ』と『ディスク』の2つのタイプに分けられます。
シリンダオルゴール
シリンダ=円筒が回転し、円筒に1本1本植えられた
針がくし歯をはじいて音楽を奏でます。
ディスクオルゴール
ディスク=円盤が回転し、円盤の裏面の突起がスターホイール(爪車)を回し、その爪がくし歯をはじいて音楽を奏でます。ディスクを交換すれば曲が替えられます。


その4 『オルゴール』は長野県の諏訪(スワ)で作られている!


オルゴールというと、宝石箱や人形などを思い浮かべる方が多いと思います。実際は内部に組込まれ、音楽を奏でる「オルゴールのムーブメント(機械)」「外装品(木の箱、人形・・・)」の2つに分けられます。

ここ諏訪の地では、太平洋戦争後の1948年、オルゴールのムーブメント作りが始まり、やがて一時は世界の90%以上のシェア(市場占有率)を占めるまでに発展しました。
その後、中国へ大部分の生産が移ったものの、主に国内に向けた生産は続いています。




その5 『オルゴール』の記念日!


1948年に諏訪でオルゴール作りが始まって60周年に当たる2008年、奏鳴館は、11月10日を11○10(いいおと)の語呂も合わせ、『いい音・オルゴールの日』として日本記念日協会に申請し認定を受けました。

奏鳴館では、一所懸命オルゴール作りに取り組まれた先輩方の意志を引き継ぎ、日本のオルゴールのふるさと『MADE IN SUWA』を守っていきます。

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